大峯百番観音巡礼路(登山時間6時間5分)
難易度★★☆ 体力★☆☆
西国三十三観音 4.8km 登山時間3時間5分
秩父三十三観音 4.9km 登山時間1時間55分
坂東三十四観音 2.1km 登山時間1時間5分
登山情報日 2009/7/9
大峯百番観音巡礼路について
法華経には、観世音菩薩はあまねく衆生を救うために相手に応じて33の姿に変身すると説かれており、三十三観音という数字はここに由来し、これを観音の普門示現(ふもんじげん)と言います。 普門示現の考え方から、六観音、七観音、十五尊観音、三十三観音など多様多種な別身が派生し、この信仰から、平安時代に西国三十三ヶ所、鎌倉時代に板東三十三ヶ所、室町時代に秩父三十四ヶ所を合わせて百番觀音と呼ばれ巡礼されるようになりました。
大峯百番観音は西国・秩父・坂東の観音霊場を巡礼したと同じ功徳とご利益を得ることができるよう観音信仰普及のために昭和9年宝珠庵主中村無外謹識の発願によりこの趣旨に賛同した人たちの奉仕を得て冬期の大積雪を利用し石碑を運び、夏期に500余名の尽力により参道の補修を行い安置されました
西国三十三観音は湯元薬師堂先を1番、湯沢嶽尾根よりアルプの里遊歩道を巡り32番まで、秩父三十四観音は大峰山頂を1番、上段の参道よりナスパスキー場に至り右手より車道途中で33番まで、坂東三十三観音は七谷切より秋葉山参道に1番、山頂を経て城平に至り32番まで、最後に宝珠庵で西国の三十三番、秩父の三十四番、坂東の三十三番が安置されています。
参道
観世音菩薩
大峯百番観音巡礼路入口